節電とはちょっと違いますが、買う電力を減らすということで思いつくのは、太陽光発電です。
最初に、期待の大きい家庭用太陽光発電について、個人の考えを述べます。
投資回収できるか否かの試算例を示します。
【投資額】
3kWの設置には、180〓200万円程度かかります。
国、県、市町村によって補助金があり、お住まいの地域によって変わりますが、
H22年度は20〓50万円の補助金がありました。
(H22年度の国の補助金は、3月15日で終了しました)
結局、3kW設置時の個人の投資金額は、120〓180万円になります。
【回収額】
1kWの太陽光の発電量は地域や設置環境で変わりますが、年間で1000kWh程度です。
発電量から使用量を差し引いた分(余剰電力量)は、それぞれの家庭の使用状況によって変わりますが、多くは50%程度です。
売電単価は、1kWh=48円ですから、10年間の収入は、108万円です。
売電分 3kW x 1000 x 0.5 x 48円 x 10年 = 720,000円
一般分 3kW x 1000 x 0.5 x 24円 x 10年 = 360,000円
一般分とは通常の電気料金の支払額が減る分のことです。
もし、発電量の80%を売ることができたら、10年間では130万円になります。
売電分 3kW x 1000 x 0.8 x 48円 x 10年 = 1,152,000円
一般分 3kW x 1000 x 0.2 x 24円 x 10年 = 144,000円
【わたしの結論】
多額の補助を受けられて、共稼ぎなどで家が留守の場合には、投資したお金の元が取れることになります。
この点では、裕福な自治体とそうでない(貧乏な)自治体では大きな差があります。
ただし、後から設置する場合については、雨漏りのリスクが高まりる懸念を拭えません。
(屋根に設置する架台金物をコーキングだけで止めているようですので、個人的に信頼できません)
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