直管型LED照明の注意点(3/4)
2011-06-11


直管型LED照明(直管蛍光灯型LED)の注意点

前回、重量が500gを超過する製品の問題を書いたが、
最近の調査によると、そのような製品は少なくなっているらしい。

この記事のグラフでは、24製品中1,2製品が500g超過となっている。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20110609/547938/

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さて、引き続き、注意点をまとめた。

3.器具改造の問題
市販のLEDランプには大きく2種類のタイプがある。
(1)器具の改造をするタイプ(電源を直接通電するタイプ)
(2)蛍光灯だけ入れ替えるタイプ(既設安定器に接続するタイプ)

一般的には(1)の方が、安くて、効率がいい。効率がいいのは、安定器に通電しないための改造をする事でロスが少なくなるからだ。

しかし、既設器具の内部結線を改造するためには、電気工事士免許が必要だ。 そして、改造するとPSEの保証(メーカー保証)が受けられなくなる。

また、この改造方法もメーカーによって違い、3種類ほどあるらしいから、話はさらにややこしいくなる。
この改造をした器具に、別のメーカーのLEDランプや普通の蛍光灯を入れたら、 どうなるか。短絡や爆発の恐れがあるという。(恐怖)

口金形状が同じだけに、簡単に入れ替えできてしまうので、とても危険だ。

改造するタイプは口金形状を変えるとか、口金の間隔(菅の長さ)を変えるなど、普通の蛍光灯が絶対に入らない構造にするべきだと思う。
どうだろうか、監督官庁の経産省殿。


[省エネと環境のこと]

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